ビーナスラインツーリングは最高に気持ちよかった
ビーナスラインは長野県諏訪湖近くの茅野市と標高約2000mの上田市の美ケ原高原美術館を結ぶ全長約76キロの無料の観光道路である、大体11月下旬~4月下旬は1部区間通行止めとなるので全線走行できるのは春~秋にかけてである
以前友達の車の助手席で全路走破した時にあまりの景色の雄大さに感動し、いつかバイクで走ってみたいと思った僕の夢の道路でもある、特に走っていて景色の良かった区間は白樺湖⇔和田峠でまさに天空の道路と言わんばかりの絶景が楽しめる、和田峠付近霧ヶ峰⇔美ヶ原高原美術館までの区間は高低差があり林間の景色も多いが美ヶ原高原美術館近辺は景色が雄大となり、道の駅美ヶ原高原美術館の駐車場からはパノラマ超絶景を楽しむ事ができる
前回は車で松本市市は諏訪湖湖畔に宿泊しながらのノンビリ旅だったが、野良ネコを保護して飼ったので日帰りで150ccのADV150で行けるのか不安であったが、草津温泉ツーリングした時に前橋の400ccライダーさんと湯畑でお話ししたら、「先週下道走って日帰りしてきましたよ~朝早く行けばお昼過ぎには帰ってこれますよ」とバイクが写ってる絶景写真の数々を見せてもらい、土日の天気次第で行く決心をした
群馬県からビーナスラインに目指す場合は、長野県佐久市から白樺湖に向かう方が近い、予定では自宅から佐久市、白樺湖からビーナスラインにて美ヶ原高原美術館へ行き、Uターンして同じ道を辿り自宅に向かう予定だったが、道を誤り、上田市から美ヶ原高原美術館に行き、そこから白樺湖、自宅へと帰るツーリングになってしまった
朝早く道の駅美ヶ原高原美術館の駐車場に着いたから眼下の大雲海が見られて、道の誤りはもしかしたら正解だったかも知れない
さて、今回のADV150にてビーナスラインを走ってきた感想を先に言っておこう
ツーリング時間は10時間21分、走行距離約320キロ、ビーナスラインは最高だったが、ちょくちょく停まっては写真撮ってるだけで長時間の休憩はしていなかったから、200キロぐらい走ったぐらいから「お尻が痛い」真夏で下界は猛暑日「めちゃくちゃ暑い」と帰路は暑さとお尻の痛みをひたすら耐えながら走り続けた「修行」とも言えるツーリングだった
深夜2時過ぎ出発の為起きて着替えてると夜行性ニャンちゃんが顔を出す「お前こんな夜にどっか行くのか?」って顔して見てた
深夜3時に出発、50号線を走り前橋方面へ向かった、出発前のメーターは累計2502mだった
ADV150を買ってから夜走るのは2回目、やはりヘッドライトを下向きだと車のライトと違って暗く、対向車がいない時は上向きにしないとよく前が見えなかった
この記事を書きながら映像を確認してると、安物のドライブレコーダーだが夜間でもナンバーが確認できるほど鮮明に撮れていた
前橋→高崎、国道18号線で軽井沢方面に向かった
日曜日の朝はトラックも殆ど走ってなく車も少なかったので順調に安中市に入りこのまま下道を走り続けるつもりだったが、ADV150の高速走行を試すには交通量の少ない今の時間帯がいいだろうと松井田妙義インターから上信越自動車道を佐久市向かって走った
この上信越自動車道は安中から軽井沢までは上り坂、制限速度は80キロ、フルスロットルでも10キロオーバーする事さえもできないほどの力でしかなかった(僕の体重が重い?マフラー変えたから?)
白樺湖に行くには、中部横断道へ行かなくてはならないのだが、勘違いしててまっすぐ行ってしまい、こうなったら上田から美ヶ原高原美術館に向かうか~と東部湯の丸SAで一服した後に東部湯の丸インターを降りて美ヶ原高原美術館に向かった
美ヶ原高原美術館まで県道464号線を走るのだが、標高約2000mまで一気に上るから急で所々道は狭かった。明るくなっていたが空はどんより・・・はぁ~と思いながら上り続けた
6時10分美ヶ原高原美術館到着、朝だが車中泊をしたと思われる車やキャンピングカーが多く停まってるし、多くのライダーもいた
180度大パノラマの大雲海の景色が楽しめた、ここまで来るのに途中曇っていてガッカリしていたが雲の中を走ってた事がわかった
前回秋に行った時の景色
景色を堪能したりしてたら雲に包まれ駐車場の視界は真っ白に・・・・・隣のバイクは名古屋ナンバー、その隣は尾張小牧だった、結構遠くから来たのね
雲海が見えてた頃の駐車場はスカっと晴れてたけど、一気に雲に包まれた、道の駅美ヶ原高原美術館と美ヶ原高原美術館はまだ朝6時という事で営業はしていなかったが、昼間なら食事やスイーツ、お茶、有料で美術鑑賞が可能である
真っ白な視界も15分程度、晴れ間が見えてきたので白樺湖に向かってビーナスラインを走行、すぐ「美ヶ原高原山本小屋ふるさと館」がありそこの駐車場に停車、実はこの駐車場から見える景色も雄大なんですが、残念ながらこの日は雲が多く遠くがよく見えなかった
ただ遠くの雲海からは富士山が顔を出してる姿は見る事ができた
昼間の山本小屋ふるさと館では食堂もあるし、売店ではおやきや山賊焼きなどの地元グルメも食べられるが、今は7時前なので開いてなかった、この奥は遊歩道となっている
遊歩道の先は美しの塔(写真左)や絶景客室で有名な王ヶ頭ホテル(右奥)、そしてホテル横は北アルプスの大パノラマが楽しめる平原で気持ちの良い場所になっている
美ヶ原高原から白樺湖に向かって走る、山本小屋からは下り坂で殆ど林間走行だが、15分程度走ると開けてくる
開けてきた所に「大展望台三峰茶屋」がある
景色を見ながら天然キノコ汁を頂く、ここのご主人は気さくな人で色々話してくれた
三峰茶屋から白樺湖に向かって走ると約15分程度で和田峠との合流部、その後約5分走り続けると再度視界が大きく開けてくる、霧ヶ峰だ
霧ヶ峰の駐車場、ここは美ヶ原高原と同じくらいバイクや車が多く停まっていた、お店もあるし休憩にも良い所である
霧ヶ峰⇔白樺湖の区間はまさに天空の道、走ってて爽快、群馬県にも志賀草津高原道路という天空道路があるが火山の規制状況で通行止めとなり全線をバイクで走る事はできない場合が多いのだが、その点ビーナスラインは火山に対する規制はなくから安心
富士見台は絶景ポイント、天候が良ければ富士山、南アルプス、中央アルプスの山々を見る事ができるが今日は残念・・・
車山高原でリフトに乗って山頂から絶景を見るという方法もあったが、雲で断念、でも天空の道路のツーリングは最高
白樺湖が一望できる展望台、ヶ峰辺りからお尻が痛くて痛くて湖畔のローソンで休憩し自宅へ向かってGO
冒頭でも書きましたが、3時出発~1時21分自宅着、ツーリング時間は10時間21分、走行距離約320キロ、念願のビーナスライン走行できて楽しかったが、お尻が痛すぎて、猛暑日で暑すぎて・・・・疲れた
僕の体力と尻とADV150は200キロぐらいのツーリングが適してる事がわかったツーリングでもあった
最後までお読み頂きありがとうございました
このビーナスラインツーリングの様子を動画にしてみました