志賀草津高原道路【日本国道最高地点(標高2172m)】ツーリングで熊と遭遇
梅雨真っただ中の日曜日、天気予報では久しぶりの晴れ間予報だったので、遠出のソロツーリングを計画して走ってきました
志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)とも云われる道路は国道292号線で渋峠付近にある場所が日本の国道の中で一番標高が高い2172mを走る事ができる
最高地点は路肩に駐車スペースがあり記念撮影する事もできる、この日は平地は晴れでしたが、志賀草津高原道路で渋峠に近づくに連れ霧が発生し残念ながら景色は堪能できなかった
ADV150に買い替える前のリードEX110ccの時は快晴でこの最高地点からの見晴らしは最高でした
志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)は冬季閉鎖終了の開通日初日(毎年4月20日~25日前後)~ゴールデンウィークぐらいまでは雪壁(雪の回廊)の中を走れるとあって多くの人がドライブやツーリングを楽しんでいます。僕は毎年必ず開通日に友達と車でドライブに行きますが、令和2年の開通日は新型コロナ渦の為に自粛をして行かなかったので、ADV150でツーリングに行けて感動、梅雨時で雪は残ってませんが走れただけで嬉しかった
さて、志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)をバイクで走る場合は当日の道路規制を確認しないといけない、というのは草津温泉⇔志賀高原までのルート上に活火山である草津白根山があり、噴火警報の状態で通行規制または通行止め、全線開通と変わるからである、夜間通行止めだが昼間通行可であっても、金属の屋根のある車だけで、バイクや帆のオープンカーや自転車、歩行者は通行不可という事もある→道路規制情報確認
バイクが走行できない場合は、草津町殺生ケ原ゲートから万座三差路ゲートまでなので、万座ハイウェーを走って迂回すれば、雪の回廊の場所や日本国道最高地点、渋峠ホテルや横手山ドライブイン、志賀高原などへは行く事ができる
志賀草津高原道路は無料だが、万座ハイウェー浅間~白根火山ルート(三原料金所⇔万座温泉)までは有料道路でバイクは片道750円もする・・・・・往復なら1500円もかかる・・・・
しかも、この万座ハイウェーは単なる山道の道路なんだが、何故か?高速道路準拠、だから125ccのバイクは通行できない・・だから以前のリードEXの時は志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)が運よく全線規制なしの通行可だったから草津温泉側から走る事ができた
実はADV150を買う時は値段的にPCXの125を買うべきか?それともファミリーバイク特約がなくなる150ccを買うか迷っていたのだが、この毎年走っている志賀草津道路で万座ハイウェーを走れない排気量は後々後悔するのではないかと悩んでいたところ、PCX150より自分好みのデザインであるADV150に惚れ、これなら火山規制があっても万座ハイウェーが走れる、ちょくちょく車で行く万座温泉にもバイクで行けるようになるから僕のお財布より予算オーバーだが、ま、いいか~と126cc以上のバイクにしたんですよね。だから今回の志賀草津高原道路【日本国道最高地点(標高2172m)】はADV150を買ったらすぐにでも行きたかったツーリングでした
日の出前に起きて、今の志賀草津道路の交通規制情報をPCでチェック、その後バイク用の服装に着替えようとしてると足元に今年1月に保護した元ノラのニャンちゃんがジーと見上げる・・・また私を置いてどっか行くんだニャーと思ってるようだ・・・・心苦しいが、お留守番しててね、
朝7時過ぎに「道の駅八ッ場ふるさと館」到着、僕は10分も走れば栃木県足利市に行ける隣の桐生市だから、正反対の長野県境に向かうのでここまで下道だけ走ってもかなりの距離と時間はかかるが、朝だったから順調にここまで来れた、道の駅自体はまで営業前だが、ここにはコンビニがあり、ここでしか食べられない八ッ場ダムカレーパンなどのオリジナルのパンがあってしばし休憩、朝早くなかったらここは多くのバイクが休憩で停まってるのだが、この時は僕ともう1台と超少なかった・・・・・もっといると思ったのだが・・・ま、帰りに立ち寄った時は普段通り、二輪車専用駐車スペースから溢れるほどツーリング休憩のバイクは多かった
道の駅八ッ場ふるさと館から国道144号線(県道406号線)を万座鹿沢口方面に向かい万座ハイウェーに入る、料金所は何故か無人?口コミなどによると24時間料金所で料金徴収されると言う人と夜間は人がいなく無人だったと言う人を見かけたが、朝8時前は無人、しばらく料金所で停車してたが人が来る気配もなかったのでそのまま通過した、規制中志賀草津道路の区間は大パノラマの天空道路だけど万座ハイウェーは林間を走る道路なので景色は殆ど見えず、比べたらあまり楽しい道路ではない・・・・・しかも有料
今回は立ち寄らなかったが万座ハイウェー三原料金所にある嬬恋プリンスホテルで日帰り入浴すれば景色が堪能できる、紅葉時期は特に素晴らしい景色を見ながら浸かれると絶景風呂としての評判も高い
三原料金所からしばらく走ると「嬬恋牧場愛妻の鐘」がある、ここは食事もできるし、何と言っても景色がよく立ち寄りたい所
梅雨の間の晴れ間で今日も景色が良かった、眼下は愛妻の名前を叫びながら突く鐘がある、名古屋ナンバーも車の人に「料金所いなかったですよね~」と聞いたら「いなかった」というのでホっとした
浅間山もよく見え白い噴煙もよく見えた
万座温泉まであと500mくらいというカーブで黒い物体を発見!「熊だ~」画像はADV150ドライブレコーダー映像ですが、まだ子熊、可愛かったので一眼取り出して撮影したかったけど、親熊の姿が見えないからタックルされそうな恐怖に襲われ通過、モリワキマフラーの音が林間に響いていたのでバイクが近づくと木立に逃げて行ったが、初めての野生熊を見て感動してしまった
熊を見たすぐ万座温泉街に入り、入口にある万座自然情報館でちょい休憩、9時からの営業で開いてはなかったが、ここでは万座温泉の観光や日帰り温泉や宿泊情報なども手に入る、また駐車場の脇には空吹きという蒸気やガスが上がってる観光スポットがあるのだが、この日はまったく煙が見えず・・・空吹きは以前より勢いはなくなってるのも事実だが、ここまで弱くなってるとは・・・・
万座温泉到着、山の上の建物は万座プリンスホテル、新型コロナにより休館してるホテルもあったが、営業してたホテルは結構車が停まっていて宿泊者で賑わっていたようだ
僕は万座温泉が好きで7つある温泉旅館ホテルのうち4ヶ所は宿泊経験もあり、日帰り温泉も利用して全宿の温泉風呂に入っている、上の画像は万座プリンスホテルで絶景なら一番
これは日進館、ここは絶景なら2番目かな、3番目は万座ホテルじゅらく(割引クーポン有)で空吹き方向の景色が楽しめる、万座高原ホテルは絶景はないが3つの源泉があり白濁湯、透明湯と黄色い濁り湯もある、万座亭はログハウス調の露天風呂で落ち着くし、湯ノ花旅館はサルノコシカケを温泉成分に溶かし効能を高めていたり、豊国館はプールのような露天風呂で濃厚硫黄泉が堪能できたりとそれぞれ趣向が違うがどこも白濁の温泉で混浴の宿もあったりする素晴らしい温泉地である、ここまで来たのだから日帰り入浴したかったが、雲行きが怪しくなってきたので先に進む事に、
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万座温泉から北上、万座三差路に到着し志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)に入る、このゲートには誘導員がいて規制区分にバイクや自転車、帆のオープンカーが入らないように見張っていた
今年初めてに志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)、まさに天空の道路で遠くの山々まで見渡せてちょっとだけ爽快だったが、怪しい雲も・・・・
万座三差路から走って約3分、ここは晴れてたら右側も左側も絶景の直線道路なのだが、今日は視界が・・・・しかもここは山の尾根部分で風もすごく、軽い車重のADV150は影響を受けまくり・・・
視界の悪い雲の中を走り続け、日本国道最高地点(標高2172m)に到着、ハッキリ言ってかなり寒かった、今日は下界は晴れて夏日予報であったが、この朝8時20分は渋峠にある電光表示板で12℃、しかも風が強く・・・
長袖Tシャツ、薄手のトレーナー、モンスターエナジージャケット、エアバッグベスト、下はプロテクター付きGパンの僕は走りながらもブルブル・・・・グリップヒーターも最強ONにした
視界もかなり悪かったが渋峠を目指した
日本国道最高地点から約1分で渋峠ホテル到着、ここは建物内に群馬県と長野県の県境がある珍しいホテル、普段なら食堂と焼き立てのパンがあり、ホテル前には人懐っこいワンちゃんがいるのだが、宿泊客の車も見当たらなかったので新型コロナで休館してたようだ、実はここで焼き立てパンを買って、ここから3分走ればある横手山ドライブインで北アルプスの山々を見ながら食べようと思ってたが、視界的にも今日は無理のようだった、なおこの渋峠ホテルで日本国道最高地点に到着した証明書も100円だが手に入る
これは過去の志賀草津高原道路(志賀草津高原ルート)開通日翌日、横手山ドライブインの駐車場からの景色ですが、雪を被った北アルプスの山々がずら~と大パノラマの絶景を見た事がある、この感動が忘れられなかったから、毎年、一年に何度もこの道路を走りに来るのだが、今日は残念、横手山ドライブインから先に行けば志賀高原、渋温泉、湯田中温泉、そしてスノーモンキーで有名な地獄谷温泉に入る猿たちも見られるという観光もできる
渋峠ホテル前で休憩してたら霧雨に変わってきたのでUターン、さっきよりも視界が悪くなってるし、寒かった~
雲を抜け視界がよくなり本白根山の方向と志賀草津道路と万座温泉行きの道路はハッキリ見えた
万座温泉まで下ってきたら、こっちも雲に包まれて大粒の雨が降ってきたので、急いで万座ハイウェーに再び乗って下山
下山途中所々雨が強くなったり止んだりして、なんとか三原料金所到着、スタッフがいて料金徴収、「熊みたよ~」と伝えたところ、「ここは熊も鹿もカモシカも色々道路に出てくるから、たまにぶつかっちゃう人がいて車も凹むからスピードが出さない方がいいんだよね~」との事
万座ハイウェーから草津温泉方面に向かったが、まともな雨となり、ワークマンのカッパを着込む、草津温泉に立ち寄ろうと思ったが、このまとまった雨だと、カッパを脱いだり着たりと面倒だから帰る事に、「道の駅八ッ場ふるさと館」に立ち寄ると、雨も止み晴れ間が出てたのでカッパを脱いで休憩してたが、晴れ間が見えてるのに弱い雨が降ったり止んだりと、まぁ今日の目的であるADV150で日本国道最高地点到達は達成したので帰る事にしました。往復約300キロのツーリング、無事に到着、出発時に満タンにして行って帰ってきた時はガソリン目盛りが二つあったから、燃費41~42キロだし、300キロぐらいは余裕の航続距離でした
最後までお読み頂きましてありがとうございました
志賀草津高原道路が晴天なら、どんな絶景かわかります